Pパンのナンパでネバーランド 〜Never Ending Report〜

ピストン運動に全てを捧げた少年の物語

歌舞伎でVIPに通された時の話

かけがいのない人間になるためには、常に他人と違ってないければならない。

 In order to be irreplaceable one must always be different. 

                   引用:ココ・シャネルより

 

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キャバクラ遊びを始めてから2年が経った。
あれからどれくらい成長をしたのだろうか。

そんなことをふと考えながら、知人A(以下、A)のキャバクラ失敗談を聞いていた。

 

Aは世間一般でいうモテる部類だと思う。
体つきもよく、顔立ちも整っているし、何よりも包容力がある。

そんなAが、先輩との飲み会での失敗談を話してくれていた。

 

A 「先輩が指名した嬢が調子のって50万無駄金にしたよ。」 「先輩は金にモノを言わせてあとちょっとで抱けると思ってるっぽいね、この前も一緒にお買い物して欲しいもの全部買ってあげたって言ってたし。」

 

特に珍しい話ではない。
雑な言い方をしてしまえば、夜の世界ではお金をつぎ込めば女の子は抱けるだろう。

気が付けば、Aにこの2年間での出来事を話していた。

 

夜遊びに特化したサロンに入会した話。
そこで学んだことや失敗談。
高級と言われるキャバ嬢の落とし方など。

ただでさえ目が大きい彼の目が一層大きくなったように感じた。

 

女遊びはパラドックスの連続である。
それを受け入れることができるかどうかは、本人の気の持ちようである。

いい人すぎるとモテなくなるのは、男ならなんとなくわかると思う。

 

その日は会社帰りなこともあり、いくつもりはなかったのだが試しにAにキャバに行ってみるかと聞いてみた。

目を輝かせた彼がNoと言うはずもなかった。

 

折角なので、お店でお金を使わないと言う条件を付けて行くことにした。
女の子からのドリンクを断れない彼である。
なかなかのフラストレーションではないかと思うが物は試しである。

 

準備に足りないものは多かったが必要最低限のルールだけ決めて店に向かった。

無料案内所を使えば、1セット「ボトル」と「場内指名」が付いて6,000円である。

この日は席が空いてなかったのでVIPに通してもらった。

 

1人目

ぽっちゃり気がきくアイドル系の女の子である。(タイプではない)

2人目

原宿系のギャルである(タイプではない)

3人目

嫌いである(タイプではない)

 

と言うことで2人目を戻した。

いつもの通り、いつもの流れで楽しませていく。
約束通りワンセットで店を後にする。

 

今日の目的は即ではないが、しっかりホールドはした。
退店後、嬢からのお礼LINEとシーシャデートの打診がきてるのを確認し、そっとトークをブロックしルームを削除した。Aは翌日の同伴の打診が来ていたので、店外デートのみで同伴はいかなくていいよと、コメントして歌舞伎を後にした。

 

使用した時間:1時間

コスト:6,000円 (嬢一人当たり2,000円)

成果:Aが楽しそうにしてくれたこと。店外アポ(LINEは削除したので結果なし)

 

2年前のあの日まで、キャバクラにお金を使うのは無駄だと思っていた。

その気持ちは今でも変わらない。

最小単価でキャバ嬢を落とす方法。費用対効果を考えれば安いだけなのである。

 

出会いのドラマはどこにでも落ちている。

 

そんなことを考えながら道すがらはっとするような美人とすれ違った。

声をかけ、ガンシカ。

 

かけがえのないガンシカである。

 

明日もまた股間に期待を膨らませ生きていきたいものである。