ヨネスケの逆襲 Edition.1
その日は同僚と飲み会。
久々の幹事に沖縄料理をチョイスした。
夏間近、爽やかな湿気が脇の下をくすぐる、そんな照れ臭い季節である。
最近飲み会を控えてたためか、泡盛がすこぶる進む。
飲み会後、Pパンは同僚にお別れをし、街に出た。終電までと決めて。 初めてのコリドー街である。
まずは、散策。
トコトコ
トコトコ
(*´Д`*)。迷った。
だがしかし、気がつくとそこはコリドー街であった。
終電間近、全力で帰る人、終電を逃そうとしてる人。ナンパ待ってる人。キャッチ。あとPパンである。
率直に行って、ナンパ待ちの子はすこぶる質が悪かった。\(^o^)/
時間帯なのか、Pパンの器の小ささなのか、声を掛けてもお高く止まるのである。
_(:3 」∠)_
Pパンは二声かけだけして、終電を目指しふらふら駅まで歩いた。
そこは新橋。
銀座という魔法が溶ける街である。
改札前、ゲロ子とノーゲロ子を目視。
秒で手元にあった飲み物を差し上げる。
まぁ、拒否られる。
ノーゲロかわいいので少し話す。
すると、最低なナンパをされただの、お兄さんウケるなど、はたまた乗りたい電車まで連れてってと。
なんだと。
Pパンは決心した。
今日は帰りまぺん_φ( ̄ー ̄ )
ただ、まだ十分ではない。
電車で和む作戦に出たPパンは全く関係ない路線に乗車した。
ありがたいことにそこそこの混み具合。
和む。笑う。笑う。
きゃわたん「お兄さん、なんか安心する。」
きた。
きゃわたん「お兄さん、今度お店来てよ!」
P「・・・・」
P「(。-_-。)・・・全然いらん。名刺とかいらん!」
名刺を渡そうとするので、Pパンは全力グダる。
受け取ったら負けだ。
受け取ったら負けだ。
迫真のグダにより、名刺の話はなくなる。
そんなこんなで、グダグダと彼女の最寄りで下車。
初ヨネスケに心踊るP〜パン!
話を聞けば、4月に地方から状況して来たばかりだという。
P「 (´-`).。oO(これは…スレてない高品質案件ではないか。)」
Pパン隠れてガッツポーズを決める。
きゃわたん「駅に財布買ってくれるとか言ってる男が待ってるけどどーする?」
P「(´-`).。oO(スレてるやんけ。。」
P「行ってきなー。10分待って連絡なかったら帰るわ〜。」
その名も<逆タイム・コンストレイント・メソッド>である。
恋愛工学のメソッドをまるっとパクってみたが、要するにただ短気なだけである。
1分後。
着信アリ。
きゃわたん「もうバイバイしたけど、まだいる?」
今思いついたようなメソッドでもワークするのである。
合流。
きゃわたん「ラーメン食べたくない?」
P「え。。・・・・確かにー」
Noとは言えないのがサラリーマンの辛いところである。
もういい加減夜中なのだが、付き合うPパン。
最近の10代、20代の女子の胃袋はよくわからない。
完食。
きゃわたん「てか、本当に家は無理だよ。」
P「わかるわかる。確かに家はないわな〜」
きゃわ「でも居酒屋もないしな 〜」
もう食えんがな。
歩く。
歩く。
きゃわたん「で、どうするの」
P「家まで送るよ〜。どの辺?」
きゃわ「もうここだよ〜。てか、家来る気でしょ?」
P「入れてくれるならいくよ〜。」
きゃわ「彼氏いるし。そういうのはむり。」
P「エロいことはしないわ。あったばっかだし。笑」
きゃわ「それでも家はむりだよ〜。」
P「じゃあ、そこのパーキングでもう少し話そ。話してて面白いでしょ?笑」
きゃわ「それならいいよ!」
一命をとりとめたPパンである。ちなみにタクシーで帰る気は毛頭ない。
in パーーーーーキング!!
和む。1時間半ほど和む。茶で。
風が吹いたので寒いふりをする。
P「寒くなって来たし、家で話そうよ。」
きゃわ「う〜〜ん。いいよ。」
・・・・
・・
<祝>ヨネスケ!!!
2回ほどギラタイミングを見過ごした後からの、ベーーーーーッドイン!!
彼氏グダ!!!
時刻は朝の4時!!
股間はすでにご就寝の様子。
・・・
・・・・・
負け1!www
P〜〜〜〜〜〜〜〜っぱん!!!